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【元警察官の実体験】警察官のなり方【勉強ゼロから半年で現役合格】

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警察になりたい人
警察になりたい人
警察官になりたいけど、どうやって試験対策したらいいのかわからない。効率のいい勉強方法や試験対策があったら知りたいな。

こういった疑問に答えます。

✅本記事の内容

・対策の立て方
・効率的な勉強方法
・論作文の対策
・面接の対策
・体力検査の対策
・資格について

なお、この記事を書いている私は

・元警察官
・高校は部活推薦入学
・高校テストでビリ
・評定平均3未満
・大学も部活で入学
・Fラン大学
・週6で部活
・大学3年冬まで勉強ゼロ

という感じです。

上記のとおり、勉強は正直に言うと苦手です。

しかし、効率よく対策をすれば警察官になることは可能なので、特に勉強に自信がない方には参考になると思います。

それでは「効率よく警察官になる方法」をお伝えします。

試験対策の立て方

試験対策の一番重要なポイントは、まず自分の受けたい警察の情報を調べることです。

理由は「都道府県警によって効率よく合格するための方法が違うから」です。

具体的な例を出します。

この3都県の採用ページをよく見ると、それぞれ攻略方法が違うことがわかります。

解説するとこんな感じです。

警視庁

・試験の種目は書いてあるが、それぞれの配点はわからない
・1次試験と2次試験の合計点数で合格かどうかわからない

千葉県警

・各試験の配点が書いてある
・1次試験と2次試験の点数が合計されない

神奈川県警

・各試験の配点はわからないが体力検査の数値が書いてある
・1次試験と2次試験の合計点数で合格が決まる

このように採用ページをよく見てみると、攻略方法が見えてくる場合が多いです。

それでは千葉県警を例に試験対策を考えてみます。

結論から言えば千葉県警は面接勝負です。

理由は2つあります。

理由①:最終合格するためには2次試験の点数が高ければいい
理由②:面接の点数が圧倒的に高い

具体的に解説しますね。

理由①:最終合格するためには2次試験の点数が高ければいい

千葉県警のパンフレットを拡大したものがこちらです。

一番下の②を見るとわかりますが、最終合格には1次試験の結果は反映されません。

つまり、1次試験は予選のようなもので予選をパスすれば2次試験の結果だけで合否が決まることになります。

理由②:面接の点数が圧倒的に高い

こちらもパンフレットを拡大します。

試験職種の第2次試験を見てください。
論(作)文試験の配点が100点なのに対して、人物試験(面接)は300点です。

以上のことから千葉県警の攻略方法をまとめると

対策の優先順位は「面接>教養試験」と言うことになります。

このように警察試験の対策はまず「自分の受けたいところの情報」を調べることから始めましょう。
ちなみに今回は千葉県警を例に出しましたが、全国的に面接が最重要です。

試験対策は「配点の多い箇所」を最優先しましょう。

警察試験対策の全容を素早く知るにはこの本がわかりやすいです。
試験対策の最新情報がまとまっています。

効率的な勉強方法

まず、勉強が苦手な方に朗報ですが、警察の筆記試験は「6〜7割」でO K です。

理由としては、先ほど千葉県警を例に攻略方法を伝えましたが、筆記試験は警察官になるのにそこまで重要な項目ではないからです。

全国的に警察試験で最も配点が高いのは面接なので、筆記試験は6〜7割できれば通ります。

6〜7割取るための効率的な方法

効率よく点数を取るためには「出やすい問題」を中心に勉強しましょう。

なぜなら警察試験の出題は極端な傾向があるからです。

具体的に説明すると、警察の筆記試験で出る問題は下記のとおりです。

■一般知能分野
・文章理解
・判断推理
・数的処理(数的推理・判断推理)
・資料解釈
■一般知識分野
・社会科学(政治、経済、社会、法律)
・人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文学、芸術)
・自然科学(数学、物理、生物、地学英語)

こんなに広い範囲を全部完璧にやるのは大変ですし、試験で力を入れるべきなのは「面接」なので筆記試験の対策に全精力を注ぎ込むのはオススメしません。

結論を言えば重要なのは以下の3つです。

・数的推理
・判断推理
・文章理解

この3つは毎年の出題数が多いので時間を割くべきです。
残りの分野は広く浅く勉強することをオススメします。

数的推理でオススメなのはこの本

高卒試験はこちら

大卒試験はこちら

判断推理でオススメなのはこの本

高卒試験はこちら

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文章理解でオススメなのはこの本

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過去問を広く勉強するならこの本

高卒試験はこちら

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警察試験の鉄則は「取れる問題を確実に取る」ことなので、よく出る問題を確実に解けるようにしておきましょう。

どんな問題が出るか気になる方は警視庁の過去問を見てください。

論作文

論作文の攻略は「とにかく速く多く書く練習をする」ことです。

なぜなら論作文試験は指定された文字量より少なすぎると「足切り」されてしまうからです。

具体的な論作文の試験はおおよそ下記のとおりです。

・時間:60分から120分
・文字量:800から1200文字

文章を書くのに慣れていないと速く多く書くのは難しいです。

「足切り」制度がある以上、大前提は制限時間内に多くの文字を書くことが優先なのです。
「いい文章」を書いても文字数が少なければ落ちてしまいます。

文章の書き方は練習するしかありません。
「文字数」と「時間」を気にしながら、紙に書いて練習しましょう。

警察試験の論作文対策はこの本がオススメです。
この本を読んで内容を実行すれば、対策は充分です。
私も読みましたが、受験時に知りたかった情報が詰まっています。

論文の書き方やよく出る課題の答案例、時事問題資料などが載っています。

文字数を意識するならこの用紙を使いましょう。

過去問の一例を紹介します。

・都民が警視庁に期待することについて述べ、警視庁警察官を志す者として、その期待にどう応えていくか具体的に述べなさい。(平成22年度警視庁)

・電車や飲食店など、公共の場における利用者のマナーについて、あなたなりに見苦しさを覚えた場面とその理由及びあるべき所作について述べなさい。(平成25年度千葉県警)

面接対策

面接は「真剣な場」で練習しましょう。

理由としては警察の面接は「印象を与える」ことが重要だからです。

警察の面接で求められる印象は以下の3つ

・マジメさ
・ハキハキとした機敏性
・清潔感

この3つを面接官に印象づけて「この人は大丈夫そうかな」と思わせることが重要です。

それでは「真剣な場」とは何のことかと言うと「本番の面接」です。

実際に一般企業の面接を受けましょう。

警察試験が落ちた時の保険にもなるので必ず受けるべきです。

私は受かりたかったので企業の面接を何十社も受けました。
練習と改善を繰り返した結果「面接スキル」が上達したので警察の面接は楽勝でした。

面接を受けられる企業にエントリーしましょう。

面接対策はこの本を読めば、バッチリです。
警察試験は面接が最重要ポイントなので、しっかりノウハウをインプットしましょう。
面接カードの書き方や集団討論の対策も書いてあるので、読んでおいて間違いありません。

ちなみに私は面接で

・警察官になろうと思った理由
・学生時代に力を入れたこと
・警察学校は集団で寮に暮らすが、集団生活の経験はあるか
・警察は厳しいが、やっていける自信はあるか
・危険な仕事だが、両親はどう思っているのか

などを聞かれました。参考にしてください。

体力検査

体力検査の対策は「とにかく体を動かすこと」です。

なぜなら体力は実際に動かさないと身につかないからです。

神奈川県警の体力検査の項目と回数は下記のとおり

・腕立て伏せ:男性30回、女性25回
・腹筋:男性30回、女性25回
・バーピーテスト:男性25回、女性15回
・反復横跳び:20秒を1回
・握力:左右1回ずつ

体力に自信がないなら、早めに体を動かしておくしかありません。

まずは基礎体力をつけるために走りましょう。

私が今履いている走りやすい靴はこれです。

クッション性も高く、反発力も強いので走りやすいです。
日本記録を更新した大迫選手もこのタイプの靴を履いています。

ヒザを痛めにくいスポーツタイツはこちらです。

値段は高いですがイチロー選手も使っていたタイツです。
運動初心者こそ道具に頼りましょう。

反復横跳び対策はラダートレーニングがいいです。

握力をつけるのにはこちら

運動をより効率化させるプロテインはこちらがオススメです。

メジャーリーガーのダルビッシュ選手が使っているものです。
値段は高いですが、品質の高さは間違いありません。

安くて美味しいのはこのプロテインです。

安くて美味しくて溶けやすいです。
私も飲んでいますが、使っていてストレスが少ないのでオススメです。

大切なのは1日30分でもいいので、運動する習慣をつけることです。

体力は急につかないので時間をかけましょう。

資格について

結論を言えば警察試験に資格はいりません。

よく「柔道や剣道をやった方が有利」と聞きますが、9割以上の人は柔道剣道未経験です。

他にも点数になる資格は色々ありますが、資格を持っていることによる付加点数は微々たるものですし、時間をかけるべきは「教養試験」と「面接試験」の対策です。

こちらは千葉県警のパンフレットの一部です。

いかに資格の配点が少ないかがわかりますね。

以上のことから資格は気にしないで大丈夫です。

これまでの記事を読んで「難しそうだな」と思う方へ

てっとり早く合格する方法は「予備校」を使うことです。

これまで効率よく警察官になる方法をお伝えしましたが、独学の最大のデメリットは「続けるのが難しい」ことです。

誰だって辛いことは続けたくありません。継続するのは大変なことです。

分析をするのも、勉強するのも、面接対策もやるのは結構大変です。

予備校なら「お金を払っているので使わないと損」と言う気持ちにさせてもらえますし、合格するためのノウハウを持っています。

先ほども説明しましたが、警察試験で大切なのは「面接」です。

LEC東京リーガルマインド 」は公務員試験に対するノウハウや実績があり、特に面接に力を入れている予備校です。

予備校を使った方が確実に合格率は上がるので、時間とお金に余裕があれば相談してみるのをオススメします。

予備校の料金は高いですが、警察官は給料が高いのですぐに取り返せます。
むしろ警察官になるのが1年遅れる方がよっぽど損です。

「確実に合格したい」のであれば予備校を使った方がいいですよ。

公務員

まとめ

・警察試験は情報戦
・筆記試験は出る問題を中心に勉強
・面接が一番重要
・確実に合格したければ予備校

以上です。

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