どうも、元警察官のおさるポリスです。
今回は警察官になりたい方に向けた記事です。
私は独学で警察官になりましたが、本当に警察官になりたいのであれば予備校をおすすめします。
その理由も含めて、本題に入ります。
なぜ予備校が必要なのか
警察官になるのに予備校って正直いらなそうですよね。
ネットを見てみると「何年もかけて独学で受かった人」の記事って結構あります。
私も学生時代は「予備校いらないでしょ」と思い独学で勉強してきました。
しかし、いざ独学で勉強しているといくつかの壁が出てきます。
・教養試験の傾向がわからない
・論文対策がわからない
・面接対策がわからない
・モチベーションを保てない
主にこの4つです。
具体的に一つずつ解説しますね。
教養試験の傾向
警察官の教養試験について調べてみると
【一般知能分野】
・文章理解(現代文・古文・英文)
・判断推理
・数的推理(数的処理・判断推理)
・資料解釈
【一般知識分野】
<社会科学>
政治、経済、社会、法律
<人文科学>
日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術
<自然科学>
数学、物理、化学、生物、地学英語(警視庁のみ)
これだけの種類の問題があります。
さらに科目によって出やすい問題の傾向があります。
これってちゃんとやろうとしたらめちゃくちゃ難しいんです。
正直言って自分で対策を練って勉強するのは大変です。
論文対策
警察官の試験では論文(作文)試験もあります。
論文は大卒枠、作文は高卒枠で行われますが、厳密な違いはそれほどありません。
論文(作文)試験は課題に対する思考力や警察官としての心構えなどについて書きまして、字数は600字〜1500字などで都道府県やその年によって違います。
これも過去のお題を紹介しますね。
・あなたが考える警察の役割と警察官像とはどのようなもので、それを実現するためにはどうすればよいか、述べなさい。
・あなたがこれまでに達成感を味わったことは何か。それを達成するためにどのように取組んだか。その経験から得られたものを警察官としての職務にどのように生かしていきたいか、具体的に述べなさい。
・あなたはこれからいかにして社会に貢献していくか、あなたの考えを述べなさい。
こんな感じのお題が出ます。
論作文に慣れていない状態の一発勝負は難しいと思います。
面接対策
正直に言えば、面接が一番重要です。
理由は警察官の試験は「面接が一番配点高い」からです。
都道府県によって配点は多少違いますが、面接が一番重要なのは間違いありません。
これもよく聞かれるものを紹介します。
・なぜ警察官になりたいか
・自分の長所と短所
・警察になったらどんな仕事をしたいか
・集団生活は大丈夫か
などを聞かれます。
私は民間企業の面接もいくつも受けましたが、面接のカギは「自己分析」と「慣れ」だと思っています。面接は場数を踏むことも大切です。
モチベーションを保てない
独学はつらいです。
一人で何時間も勉強するのって大変ですよね。
人間はつらいことって基本的に長続きしません。
やりたくないことを続けるのは誰だって嫌です。
予備校のメリット・デメリット
さて、ここまでは独学での問題点を挙げていきました。
この問題点を踏まえて予備校のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・教養試験の出題傾向を知っていて、効率的な学習ができる
・論文(作文)試験の傾向を知っていて、添削もしてくれる。
・警察官の面接試験での重要ポイントを教えてくれる。
・一緒に学習する仲間ができるし、集中するための環境があってモチベーションを保てる
・効率よく学習ができるので早く警察官になれる
すごいですよね。
独学での問題点を全て解決してくれます。
独学と比べると試験対策が効率的すぎますね。
予備校は「合格させるプロ」なので合格までの道のりを最短最高率で教えてくれます。
学校の先生や大学の就職課などは言っちゃ悪いですが「合格させること」に関してはアマチュアです。
なぜなら、専業ではないからです。「餅は餅屋」に頼むべきです。
デメリット
お金がかかります。
以上です。
しかし、お金がかかっても予備校に通うべき理由があります。
それは警察官になるのが遅いほど損をするからです。
みなさんご存知の通りですが、警察官は給料が高いです。
以前のブログでも紹介しましたが、警察官は年収1千万円が夢じゃありません。
つまり警察官になるのが1年遅れると、定年間際の一番給料が高い時の年収1年分を損します。
それを考えれば予備校を使ったほうが圧倒的にコストパフォーマンスがいいです。
警察官受験に最適な予備校
ここまで、予備校に通う理由や年収が高い警察官に早くなるべき理由について解説していきました。
最後に「じゃあどこの予備校に行ったらいいの?」と考えている方へ向けて、おすすめの予備校を紹介します。
LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドとは、1987年に公務員講座を開講した受験対策指導歴の長い学校で特に面接対策に力を入れている予備校です。
おすすめのポイントは以下の5つです。
- 学習レベルに合わせてカリキュラム構成を決められる
- 論作文対策講座が6回もある
- 模擬面接「リアル面接シミュレーション」が回数無制限で受講できる
- 本校が無い地域の人は、Webで模擬面接が受けられる
- 通学の場合、Webフォローが標準装備
LEC東京リーガルマインド公務員サイト→公務員サイトはこちら
カリキュラムは下の表のようになっています。
まずは一次試験に通ってから面接の流れに力を入れているようですね。
警察試験はまず一次試験(教養試験)に通らないと面接に進めないので、非常に合理的です。
※LEC東京リーガルマインド公式ホームページ引用
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は警察官が予備校に通うべき理由を解説していきました。
この記事をきっかけに警察官に合格する方が一人でも多く出てくれると嬉しいです。
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