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【ノルマ地獄?】交番警察官の1日【リアル実体験】

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どうも、おさるポリスです。
今回は実体験を含めた交番警察官の1日についてお話しします。

勤務形態

交番警察官の勤務は二つに分かれます。

  • 3交代制
  • 4交代制

この2つです。
これは警視庁は4交代制で、その他の道府県警察は3交代制です。
警視庁だけ違う理由は「人数が多い」からです。4万人以上います。
ちなみに「警視庁は○○県警より偉い」と言う人もいますが、東京都を管轄する「東京都警察」なだけです。〇〇県警と変わりません。

3交代制

分かりやすくするために、曜日を仮定して勤務の流れをお話しします。

月曜日
「当番」朝に前勤務員と交代して火曜日の朝まで仕事

火曜日
「非番」朝に次の勤務員と交代して書類を作ったらあとは休み

水曜日
「公休日」休み

木曜日
また「当番」に戻ります。

4交代制

こちらも曜日を仮定します。

月曜日
「第一当番」朝から夕方まで仕事

火曜日
「第二当番」夕方から水曜日の朝まで仕事

水曜日
「非番」朝第一当番の人と交代して書類を作ったら休み

木曜日
「週休」休み

金曜日
また「第一当番」に戻ります。

このような流れになるので、交番の警察官には曜日はあまり関係ありません。
休みは取れますが、祝日は関係ないのでありがたみがないです。

交番勤務のリアルな流れ

ここからは私の実体験をお話しします。
私がやったのは3交代制勤務で、事案数県内トップクラス警察署の非常に忙しい交番にいました。

月曜日
午前6時30分
警察署に着き、制服を着て書類や拳銃などの準備をします。
警察官は全体的に朝早いです。

午前8時30分
幹部の指示を受けます。

午前9時30分
前勤務員と交代します。ここから交番勤務が始まります。

午前中
事件や事故がなければ「巡回連絡」や「交通取締り」をします。
事件や事故があれば対応します。

昼食
10分くらいで昼食を食べます。大きい事案があると食べられません。

午後
午前中と同じで何もなければ「巡回連絡」や「交通取締り」です。

夕食
昼と同じです。大きい事案があると夕食は日付を超えます。


「パトロール」「交通取締り」「少年補導」などをします。
これも事案が入ると対応します。

深夜
交番内で仮眠をします。忙しいとありません。

火曜日
朝9時半
警察署に行き、次の当番員と交代します。
大きい事案が入ると昼になります。

交代後
1日の間で関わった事件や事故の書類を作ります。
だいたい夕方までやります。

書類作成後
晴れて自由です。

水曜日
休みです。

木曜日
また当番です。ひたすらこのサイクルを繰り返します。

ノルマについて

よくある「ノルマはないけど、目標はある」ってやつです。

ただし、捏造する必要はありません。
理由は「交通違反含めて、犯罪をしてる人はいくらでもいる」からです。
街で行き交う車の運転手をよく見てると、違反してる人は5分で見つかります。
忙しくても要領よくやれば楽勝です。
私は困ったことありませんでした。

結論

交番勤務員は事案次第です。
頑張っても事案数を減らすことは難しいのが実状です。

そして公務員なので仕事量が多くても給料にはほぼ反映されません
「じゃあ暇な交番の方がいいじゃん」と思うかもしれません。
しかし暇な交番は楽ですが仕事を忘れます。
ほどほどのところに配属されるとベストですね。
新人のうちは忙しいところに行った方が必ずのちのちプラスになるはずです。
現役の方は頑張ってください。

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