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【事故は一発免停】ながらスマホ(運転)の厳罰化【罰則3倍】

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どうも、おさるポリスです。
今回は「運転中のながらスマホの厳罰化」についてお話しします。

ながらスマホの危険性

スマートフォンってめちゃくちゃ便利ですよね。
ネット、メール、電話、SNS、カーナビ、ゲームなど便利すぎて私たちの生活になくてはならないものになっています。

そんな便利なスマートフォンですが、車を運転中に使ってしまったせいで起きた事故が増加傾向にあり、社会問題となっています。
ながらスマホによる交通事故は2018年に2,790件発生し、そのうちの42件は死亡事故です。

チラ見の間に進む距離

スマートフォンを手にとって画面をチラ見して戻す作業には約2秒かかります。
この2秒の間に自動車がどれくらい進むかというと

時速40kmで約22.2m
時速50kmで約27.8m
時速60kmで約33.3m

も進みます。

自動車が止まるのに必要な距離

時速40kmで約22m
時速50kmで約32m
時速60kmで約44m

となっています。
つまり時速50km以上速度を出していた自動車の運転手が約2秒ながらスマホをした場合、約30メートル先に何かがあれば間に合わず、事故を起こしてしまうのです。
ちなみに時速50kmの自動車が歩行者に衝突した場合は80%以上の確率で致命傷になります。
ながらスマホがどんなに危険か理解してもらえたと思います。

警察の取り組み

取締り

年間約600万件の取締りの中、ながらスマホの取締りは約80万件以上行われており、全体の14%に及びます。(2018年)

道路交通法の改正

「携帯電話使用等」違反(ながらスマホ)が厳罰化されます。(2019年12月1日改正予定)
改正前後の比較をしてみましょう。

携帯電話使用等(保持)(※要約:画面を見てた、電話をしてた)

改正前改正後
付加点数1点3点
反則金大型自動車:7,000円
普通自動車:6,000円
 二 輪 :6,000円
 原 付 :5,000円
大型自動車:25,000円
普通自動車:18,000円
 二 輪 :15,000円
 原 付 :12,000円
罰則5万円以下の罰金6ヶ月以下の懲役又は10万円以下の罰金

携帯電話使用等(交通の危険)(※事故を起こした時等)

改正前改正後
付加点数2点6点
反則金大型自動車:12,000円
普通自動車:9,000円
 二 輪 :7,000円
 原 付 :6,000円
なし
※必ず罰則
罰則1ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金1年以下の懲役又は30万円以下の罰金

まとめ

かなり厳罰化されましたね。
付加点数や反則金がだいたい3倍になり、これまではながらスマホで事故を起こしても反則金で済んだかもしれないものが、必ず罰則化されるようになり、免許停止処分を受けることになりました。
スマートフォンはとても便利ですが、運転中の操作は控えましょう